2021年の二輪車生産台数、前年比14%増の約231万台
(タイ)
バンコク発
2022年02月02日
タイ工業連盟(FTI)は2022年1月24日、2021年12月の二輪車生産台数が前年同月比6.3%増の21万7,423台だったと発表
(添付資料表参照)した。部門別では、完成車が5.5%増の16万7,823台、現地組み立て部品(CKD)が9.3%増の4万9,600台だった。
2021年1~12月の生産台数累計では、前年比14.1%増の230万9,474台となった。部門別では、完成車が10.2%増の178万654台、CKDが29.6%増の52万8,820台だった。
2021年12月の国内販売台数は前年同月比17.4%増の14万5,343台で、前月比でも0.5%増加した。1~12月累計では、前年比6.0%増の160万6,481台となった。
2021年12月の完成車(CKDを含む)輸出台数は前年同月比9.2%増の8万5,678台で、前月比では5.7%増だった。輸出額は82.8%減の約56億バーツ(約197億円、1バーツ=約3.5円)となった。完成車とエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は81.8%減の約60億バーツだった。
輸出の1~12月累計では、完成車(CKDを含む)輸出台数は前年比32.8%増の96万5,967台で、輸出額は11.4%減の約760億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は8.7%減の約805億バーツだった。
なお、FTIでは、現地組み立て部品(CKD)は含まない、完成車のみについて、2022年の二輪車生産目標を前年比12.3%増の200万台と設定。17.5%を占める輸出用の生産を19.9%減の35万台、82.5%を占める国内販売用の生産を22.8%増の165万台としている。
(高谷浩一、トンワニッチャノッパクン・ニチャーパッタラ)
(タイ)
ビジネス短信 3ec6c978b2cfcea0




閉じる
