新型コロナ対策に伴う入国時の隔離免除書の発給を厳格化
(韓国)
ソウル発
2022年01月25日
韓国疾病管理庁は1月21日、新型コロナウイルス対策で、海外からの入国者に対する管理強化策の一環として、入国時の隔離免除措置について、以下のとおり発表した。当該措置は1月24日から適用された。
1.「重要な事業」を理由とした隔離免除書の発給厳格化
「重要な事業」を理由とした隔離免除の対象について、(1)契約締結、(2)現場で必要不可欠な人材などに限定し、隔離免除書発給審査を行う企業人出入国総合支援センターによる事前検討機能を強化する(注)。
2.隔離免除書の有効期間の短縮
隔離免除書の有効期間を現行の1カ月から14日に短縮する。
3.隔離免除者に対する検査強化
隔離免除者は韓国入国後、現行の2回のPCR検査に加え、検査キットを自費で購入し、抗原検査を2回実施する。検査結果は自己診断アプリを通じて報告する。
(注)隔離免除などの審査のため、韓国貿易協会内に企業人出入国総合支援センター(2020年12月17日記事参照)を設置している。
(当間正明)
(韓国)
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