カザフスタンやウズベキスタンなど中央アジア地域で広範囲の停電が発生

(ウズベキスタン、カザフスタン、中央アジア)

タシケント発

2022年01月27日

カザフスタン南部、ウズベキスタン、キルギスのほぼ全域で1月25日の現地時間午前11時(日本時間午後3時)ごろ、大規模な停電が発生した。カザフスタン電力網運営会社(KEGOC)は、ウズベキスタン、キルギスをつなぐ電力システム内で急激な電力需給の不均衡により発生したサージ電流(注)が原因としている。

カザフスタン南部の経済都市アルマトイでは、1月25日午後には電力が回復した。ウズベキスタンの首都タシケントでは同日夕方に市内一部地域で送電が再開されたものの、完全な復旧は日付が変わった26日になった。26日朝には、ウズベキスタンの一部を除き、電力供給は通常どおり回復したが、インターネットを含む通信や上下水道などの関連インフラも影響を受けており、全面的に回復するにはある程度時間がかかる見込み。

ウズベキスタン政府は、アブドゥラ・アリポフ首相をトップとする政府委員会を組織し、原因究明と再発防止策を検討する。また、停電の影響が天然ガスの生産施設にも及んでいるため、エネルギー省はパイプラインで供給される天然ガスの圧力が低下する可能性を地域住民に周知している。

(注)電線路に異常な大きさの電圧や電流が瞬間的に発生することをサージという。

(高橋淳)

(ウズベキスタン、カザフスタン、中央アジア)

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