米国土安全保障省、36カ月滞在延長可能なSTEM学生ビザの対象専攻分野を拡大

(米国)

ニューヨーク発

2022年01月28日

米国土安全保障省は1月21日、米国で学ぶ非移民の学生が、卒業後に米国内で専攻分野の職業に就き実習することを目的に滞在期間を延長する、オプショナル・プラクティカル・トレーニング(OPT)制度に関して、STEM(科学、技術、工学、数学)分野でOPT制度を利用できる専攻を新たに追加したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。これにより、当該分野における非移民の学生の貢献度を高め、米国の経済とイノベーションの成長を支援するとした。

ここでいう非移民の学生とは、学生ビザ(F-1)で入国する者を指す。通常のOPTでは、F-1ビザで米国に留学する学生が、学士以上の学位を取得した後、最長12カ月滞在期間を延ばせるようになっているが、STEM・OPTでは、STEMと認められている専攻分野で学士以上の学位を取得した学生が、関連分野への就職を目的として最長36カ月間滞在を延長できるようになっている

従来、STEMとして認められてきた専攻分野は、科学、技術、工学、数学に加え、それらに関連する開発および研究だが、今回新たにバイオエネルギー学、森林学一般、クラウド・コンピューティング、動物人類関係学、気象科学、地球構造学、環境地質学、地球生物学、数理経済学、数学と大気海洋科学、データサイエンス学一般、データ分析学一般、データ可視化学など22の専攻分野が加えられた(注)。

アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官は発表の中で、「STEM分野でのイノベーションは、われわれが昨今立ち向かっている難題を解決し、この国の安全を確保するための手助けとなる。国土安全保障省は、STEM分野における教育と研修の機会を提供することで、米国の経済に貢献する優れた学生の数と多様性を拡大していく」と述べた。

(注)新たなリストはオンライン上で確認PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)できる。

(吉田奈津絵)

(米国)

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