観光客受け入れへ、グリーンゾーン設置を計画

(ラオス)

アジア大洋州課

2021年12月24日

ラオス情報文化観光省は12月17日、外国人観光客の受け入れ再開に向け、「ラオス・トラベル・グリーンゾーン」設置計画の詳細規定を発表した(「パサソン」12月20日)。具体的には、首都ビエンチャンのほか、世界遺産都市のルアンパバーン県などの主要観光地をグリーンゾーンに指定し、新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で、ワクチン接種済みの外国人観光客を受け入れる方針。

これまでのラオス政府の発表によると、ポイントは以下のとおり。

1.実施時期:2022年1月1日、4月1日、7月1日と3段階に分けて実施

2.対象者:ワクチン接種済み(出発14日前まで)の観光客。ただし、同計画に基づく、認定旅行事業者が手配する団体旅行の参加者に限る。第1段階では、日本を含む17カ国が対象

3.観光客に求められる主な手順は以下のとおり。

  • 出発前72時間以内のRT-PCR検査による陰性証明の取得
  • オンラインでグリーンゾーンパスを事前申請(出発7~30日前)。取得後、パスを印刷し、航空機の搭乗時と到着時に要提出
  • 到着時、ワクチン接種証明を要提出
  • 到着後、LaoSafe認証(注1)のホテルに移動、RT-PCR検査を実施。結果が出るまで、ホテルで24時間以内の自己隔離。結果が陰性の場合、グリーンゾーン内での観光ツアー参加など活動可能
  • 行動追跡アプリ(LaoKYCおよびLaoStaySafe)の入国前のダウンロードが必要
  • 新型コロナウイルス感染症を含む、保障額5万ドル以上の医療保険証書を入国審査時に提出

第1段階では、住民の70~80%が既にワクチンを接種しているビエンチャン、ビエンチャン県バンビエン郡、ルアンパバーン県を対象地域に指定し、これらの地域に限定して観光客の受け入れを開始する。入国ルートは、ビエンチャンのワッタイ国際空港からの空路入国と、ラオス・タイ第1友好橋からの陸路入国に限定する。4月の第2段階では、さらに対象地域や入国ルートも拡大する方針(注2)。

(注1)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一定の感染対策基準を満たした観光関連企業や、レストラン、ホテルなどに対して、ラオス政府が付与する認証基準。

(注2)対象地域内の観光関連事業者は、LaoSafe認証を受け、かつ従業員の95%以上がワクチン接種済みの必要がある。

(田口裕介)

(ラオス)

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