外国人観光客向けの新型コロナワクチンのブースター接種、12月1日から開始
(ウルグアイ)
ブエノスアイレス発
2021年12月07日
ウルグアイ政府は12月1日、同国に入国する非居住者外国人を対象に、新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)を開始した。
大統領府のアルバロ・デルガド長官は11月26日、観光目的でウルグアイを訪れ、3回目接種を必要とする18歳以上の外国人、または3回目接種ができない国から訪れた18歳未満の外国人のために、米国ファイザー製ワクチン約20万回接種分を準備していると説明した。タバレ・ビエラ観光相は「観光インフラや多様なサービス、衛生面での安全性を強化している。ブースター接種はウルグアイを訪れる観光客へのサービスの一環」だと付け加えた。
公共保健省ウェブサイトによると、外国人観光客がブースター接種を受けるための手順は以下のとおり。
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入国のための宣誓供述
を提出する。
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入国48時間後に、オンライン
または電話でワクチン接種予約を行う。
- ワクチン接種予約から72時間後に、予約の承認をメールまたはショートメールで受け取る。予約状況によって異なるが、接種日は予約から約48時間後に確定する。
- 接種条件は、18歳以上で最後のワクチン接種から180日間が経過していること、または新型コロナウイルスに感染してから30日以上経過していること。12歳以上、18歳未満の場合はファイザー製ワクチンを2回接種していること。
ウルグアイ国家緊急システム(SINAE)によると、12月5日の1日当たりの新規感染者数は109人で、同日までの累計感染者数は40万925人、累計死者数は6,134人。全国の新型コロナワクチンの2回目接種率は75.11%に達しており、さらに約142万人が既に3回目を接種している。
(山木シルビア)
(ウルグアイ)
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