2020年の「中堅企業基本統計」を公表

(韓国)

ソウル発

2021年12月21日

韓国の産業通商資源部は12月14日、2020年の「中堅企業基本統計」(注)を公表した。2020年末時点の韓国の中堅企業の数は前年比519社増の5,526社で、零細企業を除く企業全体の1.4%を占め、売上高全体の16.1%、従業員数全体の13.8%を占めた(添付資料表1参照)。

業種別における新事業(未来自動車、バイオヘルス、環境、エネルギー、情報通信、電気電子、システム半導体、ロボット)を事業とする中堅企業の割合は23.3%と前年比4.0ポイント増加し、製造業の中堅企業の40.2%を占めた。

中堅企業の投資金額は26兆6,734億ウォン(約2兆5,873億円、1ウォン=約0.097円)と前年に比べ6.9%減少したが、投資全体に占める研究開発(R&D)の割合は28.9%と前年より1.6ポイント増加した(添付資料表2参照)。

(注)中堅企業とは、「中堅企業の成長促進と競争力強化に関する特別法」により定義され、中小企業基本法に基づく中小企業や公的機関等以外の企業で、例えば、製造業の場合は常時雇用300人以上、資本金80億ウォン以上、鉱業・建設業・運送業の場合は300人以上、30億ウォン以上の企業をいう。

(当間正明)

(韓国)

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