バンコク首都庁、スワンナプーム国際空港LRT整備計画のセミナー開催

(タイ)

バンコク発

2021年12月23日

タイのバンコク首都庁(BMA)は12月16日、バンコク東部のバンナー交差点とバンコク東郊のスワンナプーム国際空港を結ぶライトレールトランジット(LRT)整備計画(添付資料参照)のサウンディング型市場調査セミナーを対面とオンラインの併用で開催した。現在、同計画の官民連携(PPP:Public-Private Partnership)事業実施に向けた調査が並行して行われており、計画に関心を持つ政府関係機関や民間事業者、投資家ら約100人が参加した。

同計画については、まず2013年に、バンナー駅~スワンナプーム国際空港間のLRT整備計画に関する実現可能性調査(FS)と初期の詳細設計が実施された。その後、BMAは同計画をPPP事業とする方針を固めたが、FSにはPPP事業に必要なPPP投資分析調査が含まれていなかった。そのため、BMAは改正PPP法(2019)に準拠するため、FSを再評価した上で包括的なPPP投資分析調査を実施し、事業の承認を内閣に提案することとした。本調査は2021年6月11日から2022年2月にかけて実施され、9月にはオリエンテーションセミナーが開催された(2021年9月10日記事参照)。

今回のセミナーでは、本調査を実施している民間コンサルタントから、スワンナプーム国際空港(南ターミナル)の運用開始時期が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、従来の2030年予定から2035年に延期されることが伝えられた。それに伴い、タナシティ住宅団地からスワンナプーム国際空港(南ターミナル)までの2駅、5.1キロ区間の整備に当たる第2期工事についても、2035年の運用開始見込みとなることが発表された。また、同事業の環境影響評価(EIA)調査はこれまで4回、報告書が専門家委員会に提出されているが、結論に至っておらず、年内に5回目の報告書が完成する予定となっている。

今後、2022年2月ごろに調査結果セミナーが開催される予定だ。プロジェクトの詳細については、ウェブサイト(タイ語のみ)で確認が可能外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますだ。

(川村輔、デゥアンパニッチ・チュティマ)

(タイ)

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