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2030年カーボンピークアウトに向けた具体的な取り組み・目標を設定

(中国)

上海発

2021年11月01日

中国国務院は10月26日、「2030年までのカーボンピークアウトに向けた行動方案外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(以下、方案)を発表した。10月24日に中国共産党中央委員会と国務院が発表した「カーボンピークアウトとカーボンニュートラルの完全、正確かつ全面的な実施に関する意見外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(以下、意見)では全体的な方向性を示したが、方案では、2030年のカーボンピークアウトに向けて、10項目について、具体的な取り組みや目標などが掲げられている(2021年10月28日記事参照)。

方案では、2030年のカーボンピークアウト目標達成に向け、産業サプライチェーンや生産活動の安全を保障した上で、秩序を保ちながらピークアウトを実現すべきとしている。

その上で、方案に掲げられた2030年のカーボンピークアウトに向けた主要目標は以下のとおり。

  • 2025年までの目標:単位GDP当たりのエネルギー消費量と二酸化炭素排出量を2020年比でそれぞれ13.5%、18%削減。非化石エネルギー消費の割合を20%程度に引き上げ。
  • 2030年までの目標:単位GDP当たりの二酸化炭素排出量を2005年比で65%以上削減。非化石エネルギー消費の割合を25%程度に引き上げ。カーボンピークアウトを着実に実現。

さらに、方案では、カーボンピークアウトは経済社会発展に向けた全てのプロセスや分野を貫くものとしており、実際の取り組みに当たり、以下の10項目について、具体的な取り組み内容や数値目標を定めている(詳細は添付表参照)。

(1)エネルギーのグリーン低炭素転換、(2)省エネ、低炭素に向けた効率化向上、(3)工業分野のカーボンピークアウト、(4)都市と農村建設におけるカーボンピークアウト、(5)交通輸送のグリーン低炭素化、(6)循環経済を通じた低炭素への取り組み、(7)グリーン低炭素科学技術のイノベーション、(8)カーボンシンク(注)能力の強化、(9)グリーン低炭素に向けた全国民的取り組み、(10)各地域における秩序だったカーボンピークアウト。

(注)森林や海洋といった二酸化炭素吸収源

(高橋大輔)

(中国)

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