バングラデシュ政府発行のワクチン接種証明書、日本入国時に有効に

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年11月22日

日本政府は11月21日、「有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」に、バングラデシュを含む計13カ国・地域の追加を発表した。当該措置は11月22日から有効となる。

バングラデシュ在留邦人の日本への帰国に際し、入国時に有効なワクチン接種証明書の写しを提出することで、入国後14日間の自宅などでの待機期間は、検査結果次第で、最短10日間に短縮できることを認めている。これまでバングラデシュは有効な接種証明書の発行国ではなかったため、当地でワクチン接種した在留邦人は緩和措置の対象外とされ、両国間を往来する際の大きな課題となっていた。

昨今の両国の入国規制緩和(2021年11月15日記事10月26日記事参照)により、日本からの出張者・再渡航者が増えつつある中、今般の措置がワクチン接種を完了した在留邦人による、往来の円滑化につながることが期待される。

(山田和則)

(バングラデシュ)

ビジネス短信 d4ebfec02d459f4a