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政府、新型コロナワクチンの2022年のブースター接種へ準備開始

(フィリピン)

アジア大洋州課

2021年09月15日

フィリピン政府の新型コロナウイルス対策省庁間タスクフォース(IATF-EID)は9月11日、ブースター接種用のワクチン取得に取り組んでいると発表した。2022年はワクチン供給に関して4,500万ドルの当初予算が割り当てられており、現在、4つのメーカーと2022年のブースター接種導入について交渉している。同タスクフォースのガルベス大統領顧問は「今後数カ月以内にワクチン供給が増加するため、10月末または11月までに医療従事者へのブースター接種を開始できるかもしれない」と述べた。一方、保健省(DOH)は10日、ブースター接種の導入は強力な証拠に裏打ちされるべきであり、本当にワクチンを必要としている人々に対して接種を進めるべきと考えている世界保健機関(WHO)を支持すると表明した。WHOは、ブースターショットを実施する前に、一定程度の割合まで国民が1回目の接種している状況にするべきと、フィリピン政府に助言したという。

政府は9月11日、9月から10月の間に大量のワクチンが到着した場合、一般国民への接種ができるようになるとの見方を示した。フィリピンでは2021年3月からワクチン優先グループ(注)への接種を進めている。また、在フィリピン日本大使館は12日、フィリピン在住邦人のワクチン接種を9月18日にマニラ首都圏パラニャーケ市の会場で可能となったと発表した。6日からフィリピン日本人商工会議所のサイトまたはマニラ日本人会のサイトで接種登録の受け付けを始めている。18日に行われるパラニャーケ市の会場での接種は、米国ファイザー製のワクチンが使用される。今後も複数回実施予定だが、実施時期についてはフィリピン政府と調整中のため未定となっている。

フィリピンでは9月12日時点で、2,195万1,956人が1回目の接種を受け、そのうち1,679万4,545人が2回目の接種を終えている。過去7日間に投与された1日の平均接種数は41万5,362回となっている。

(注)フィリピン政府はワクチン接種計画の実施に当たり、優先的にワクチン投与を行う対象をグルーピングし、徐々に対象を拡大していく政策を取っている。優先接種グループA1は医療関係者、A2は高齢者、A3は併存疾患を有する者、A4は経済活動の現場で業務従事する者、A5は貧困層で、番号が小さいほど優先順位は高い。

(蛇見拓斗)

(フィリピン)

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