マハーラーシュトラ州、優良スタートアップ24社を支援へ

(インド)

ムンバイ発

2021年09月02日

インド西部マハーラーシュトラ(MH)州政府のスタートアップ促進機関「Maharashtra State Innovation Society(MSInS)」は8月27日、州内スタートアップ・エコシステムの振興を目的として「Maharashtra Startup Week 2021」をムンバイ市で開催した。同イベントは2015年から毎年開催されており、第6回となる今回はインド全土から約1,800社が応募した。そのうち100社が書類選考を通過し、投資家や産官学界から構成する審査員会に対し、自社ソリューションや製品をプレゼン、最終的に上位24社が表彰された。

上位24社の詳細は添付資料表のとおり。

表彰された上位24社は、州政府から最長1年間の支援を受けられるほか、最大150万ルピー(約225万円、1ルピー=約1.5円)相当の業務を受注し、州政府の各部署と連携して自社のシステムや製品を試験導入する権利が与えられる。イベントを主催したMSInSのジョン・ミトゥン最高経営責任者(CEO)は「インドのスタートアップとの協業に関心のある日本のスタートアップや企業、ベンチャーキャピタルとの連携可能性も引き続き探っていきたい」と、日本との連携に積極的な姿勢を示した。MSInSと上位24社には、ジェトロが実施するグローバル・アクセラレーション・ハブを通じて、コンタクトが可能だ。

(榎堀秀耶)

(インド)

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