米ロサンゼルス市議会、屋内活動に新型コロナワクチン接種証明求める議論開始

(米国)

ロサンゼルス発

2021年08月13日

米国カリフォルニア州ロサンゼルス市議会は8月11日、レストランやバー、小売店、フィットネスセンター、スパ、スタジアム、コンサート会場、映画館といった屋内施設に入場する要件として、少なくとも1回の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付ける条例を起案するよう、市法務官に求める提案を承認した。新型コロナの感染再拡大を受けて、ニューヨーク市が既に同様の措置を講じる方針を明らかにしており(2021年8月4日記事参照)、人口400万人を擁するロサンゼルス市がこの動きに追随するか注目される。

今回の提案は「ワクチン未接種者は、新型コロナウイルスに感染して拡散させるリスクが高く、自分自身や地域社会の安全性を低下させる。さらには、ワクチン接種の対象ではない12歳未満の子どもたちにとっても脅威となる。接種は感染を防ぎ、入院や死亡を抑える最も効果的な方法」として、接種の重要性を説いている。提案の承認を受け、提案を主導したヌリー・マルティネス市議会議長は自身のツイッターで「ワクチンを接種しないという判断は、あなただけでなく、われわれ全員に影響を与える」と述べている。

ロサンゼルス郡でもワクチン接種義務化を議論

特定の屋内施設に入場する際のワクチン接種の義務化は、ロサンゼルス郡でも議論されている。同郡監督委員会は8月10日、同郡公衆衛生局に対して、消費者ビジネス局と郡法律顧問と協力して、特定の屋内公共スペースに入場する要件としてワクチン接種を義務付けるために取り得る選択肢を14日以内に報告するよう指示する提案を承認している。今回の提案では、報告に当たり、ニューヨーク市やフランス、ロサンゼルス市による同様の措置の内容を確認し、要請する接種の回数や対象となる公共スペースやイベントを検討するよう求めている。

(永田光)

(米国)

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