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広東省上半期のGRPは13%増、輸出と消費が牽引

(中国)

広州発

2021年07月30日

中国・広東省統計局は7月22日、同省の2021年上半期の経済指標を発表した。発表によると、広東省の域内総生産(GRP)は前年同期比13.0%増の5兆7,226億元(約97兆2,842億円、1元=約17円)、2年平均伸び率(注)では、5.0%増となった。

産業別では、第一次産業が8.7%増の2,064億元(2年平均:5.1%増)、第二次産業が15.7%増の2兆2,267億元(4.2%増)、第三次産業が11.6%増の3兆2,895億元(5.7%増)となった(添付資料表参照)。

回復を牽引したのは輸出と消費で、貿易額は前年同期⽐24.5%増の3兆8,000億元、うち輸出が26.9%増の2兆3,000億元(2年平均:7.7%増)、輸⼊が20.9%増の1兆5,000億元(7.1%増)だった。貿易形態別でみると、全体の52.6%を占める一般貿易の回復が早く、前年同期比27.4%増となった。業種別では、工業製品の輸出が16.4%増(2年平均2.7%増)と安定的に成長した。

単月ベースでは、貿易額は2020年11月以降8カ月連続でプラスの伸びになっている。商務部研究院国際市場研究所の白明副所長によると、広東省の製造業は基盤が整っており、産業チェーン、サプライチェーンを完備しているという。2021年5月下旬から広州市と深セン市で新型コロナウイルスの変異株感染が確認され、深セン塩田港が一時コンテナ受け入れを中止するなど影響を受けたが、当局が早期収束に向け強力な手を打ったため、塩田港もいち早く全面再開となり、安定的な対外貿易推移を実現したという。

社会消費品⼩売総額は、前年同期⽐19.6%増の2兆1,500億元(2年平均:1.4%増)となった。うち、飲食業は47.5%増と好転したが、2年平均では1.4%減と、第1四半期の2.3%減より下げ幅が0.9ポイント縮小したものの依然として新型コロナウイルスによる影響が出る前の水準には戻っていない。なお、広東省統計局の6月24日の発表によると、同省の2020年の1人当たりGDPは8万8,200元、米国ドルに換算すると1万2,800ドルで、世界銀行が2020年7月1日に発表した2020~2021年の1人当たり国民総所得(GNI)に基づく高所得国・地域の基準外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますである1万2,535ドルを上回った。

(注)国家統計局の定義では、2019年の同期を比較対象とし、幾何平均の方法で算出したここ2年の平均の伸び率としている。

(盧真)

(中国)

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