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ベトナムの第2四半期GDP成長率、前年同期比6.6%

(ベトナム)

ハノイ発

2021年07月07日

ベトナム統計総局は6月29日、2021年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率(推計値)を前年同期比6.6%と発表した(添付資料表1参照)。4月末からの新型コロナウイルス感染拡大で、北部のバクザン省とバクニン省、南部のホーチミン市やビンズオン省を中心に生産活動に影響が生じており、その影響が懸念されたが、前期(1~3月)の4.7%を上回る伸びとなった。この結果、上半期(1~6月)の成長率は同5.6%になった(添付資料表2参照)。

第2四半期の業種別の成長率は、農林水産業が4.1%、鉱工業・建設業が10.3%、サービス業が4.3%だった。農林水産業は、農業が3.8%と好調を保ったほか、水産物の輸出回復などで水産業が5.0%伸びた。鉱工業・建設業は、主力の製造業が13.8%伸びた。サービス業は、感染拡大に伴う社会隔離措置の影響を受け、前期に続いてホテル・飲食がマイナス4.5%、文化・レジャーがマイナス4.3%と落ち込んだ。運輸もマイナス0.1%と停滞している。

政府の成長シナリオ(注)を踏まえ、統計総局国家予算システム局のレ・チユン・ヒエウ局長は「上半期は経済成長の原動力である製造業が11.4%の高い成長率を示したが、感染再発の影響で4月以降、工業生産関連の指数の伸びが鈍化している。通年のGDP成長率目標達成には、下半期に約7.2%の成長が必要だ」と述べた。

第2四半期のCPI上昇率は2.7%

第2四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率(推計値)は前年同期比2.7%、前期比0.5%だった。その結果、上半期のCPI上昇率は前年同期比1.5%となった。ガソリン、ガス、教育費などの価格上昇がCPIを押し上げた。一方、食品価格の下落や政府の支援策による一部電気料金の値下げ、交通費の値下げなどがCPI上昇を抑える要因になった。統計総局価格統計局のド・ティ・ゴック局長は「建設材や輸入原材料などの値上げで下半期のCPIは上昇が見込まれるが、通年4.0%未満に抑える目標は達成可能だ」と予測した。

(注)政府は1月1日付の政府決議1号(1/NQ-CP)で、2021年のGDP成長率目標6.5%を定めるとともに、目標達成に向けた四半期ごとの参考値(成長シナリオ)を提示した。それによると、上半期のGDP成長率は6.2%、そのうち農林水産業は3.3%、鉱工業・建設業は8.6%、サービス業は5.3%に設定されていた。

(グエン・ラン)

(ベトナム)

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