タイ政府、2021年第2回茶の関税割当結果を発表

(タイ)

バンコク発

2021年07月14日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は7月9日、WTO協定による新たな関税割当制度に基づく2021年第2回茶の関税割当結果を発表した(DFTホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、日本語仮訳は添付資料参照)。

2021年の茶の第2回割当については、第1回割当(2021年2月25日記事参照)の残量(40グラム)と2021年6月10日から6月23日まで第1回の輸入量割当を受けた者が返納を通知した量の合計(2021年5月26日記事参照)となる約7.23トンに対し、83社から480トンを超える申請があり、関連の商務省規程外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます日本語仮訳PDFファイル(226KB))に従い、それぞれの申請量に比例配分して割り当てた。割当を受けた者は結果に従い、2021年12月31日までに輸入を完了しなければならない。

なお、DFTは6月、9月、12月に、割当量の返還を受け付ける。割当量、または返還申告した後の残量のうち95%以上の割当量を使用しなかった場合には、翌年の割当量計算の際に考慮され、割当量が差し引かれる。割当量に基づく輸入実績がなかった場合は、翌年の割当から除外される。

(ウォンパタラクン・ヤーダー、谷口裕基)

(タイ)

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