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新型コロナ対策の「調整された警戒レベル4」を延長、中国製ワクチン承認

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2021年07月13日

南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領は7月11日、新型コロナウイルス対策の進捗にかかる国民演説外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、「調整された警戒レベル4」(2021年6月29日記事参照)を2週間延長すると発表した。感染拡大第3波を迎えた南アでは、6月27日に警戒レベルを3から4に引き上げている。今回の発表により、7月11日まで制限していた集会禁止などを7月25日まで継続することとなった。

ラマポーザ大統領は、感染力の強いデルタ型変異株の影響により過去2週間における1日当たりの新規感染者数は平均約2万人に上り、これまで感染拡大の中心地だったハウテン州以外の州でも感染が急速に拡大していると説明した。既に医療体制は逼迫しており、翌週には全国の入院患者数は第1波、第2波のピークと同等のレベルに達すると見込まれる。

今回の発表で延長した主な制限内容は以下のとおり(詳細は官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)に即日掲載)。

  • 全ての社会的、政治的、宗教的集会の禁止
  • 夜間外出禁止時間は午後9時~翌日午前4時
  • 酒類販売の禁止
  • 休校を7月26日まで延長

他方で、これまで禁止していたレストランでのイートイン(これまではテークアウトもしくはデリバリーのみ)やジム・フィットネスクラブの営業を許可した。出入国管理の変更はなく、依然として日本からの渡航は可能だ。

国内の新規感染者数が減少の兆しを見せない中、ラマポーザ大統領は今回の演説で、国内で加速するワクチン接種への取り組みを強調した。平日に1日当たり約19万人がワクチンの接種を受けており、7月15日からは35歳以上の年齢層が政府の電子ワクチンデータシステム上で接種を登録できるようになるとした(35歳以上のワクチン接種は8月1日から開始予定)。南アではこれまで米国ジョンソン・エンド・ジョンソン製、米ファイザー製のワクチン接種が行われてきたが、ラマポーザ大統領は南ア医療製品規制庁(SAHPRA)による中国のシノバック製ワクチン・コロナバックの使用承認を歓迎した。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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