プーケット・サンドボックス、日本からの渡航制限を解除
(タイ、日本)
バンコク発
2021年07月12日
タイ観光局(TAT)は7月9日、プーケット・サンドボックス制度対象国のリストを更新した。今回の更新で、日本からの渡航条件となっていた「ビジネス目的に限る」という制限を解除した。この結果、日本からの一般旅行者もその他の要件(2021年7月5日記事参照)を満たす場合、14日間の隔離なしで渡航可能となった。
また、TATはサムイプラス制度の詳細についても公表。サムイプラス制度とは、タイ南部スラタニ県のサムイ島、パガン島、タオ島について、プーケット・サンドボックス制度のように、14日間の隔離措置を免除する。同制度は7月15日から開始予定。必要書類や条件などについては、プーケット・サンドボックスと同様。
プーケット・サンドボックス制度と異なる点は、14日間の滞在期間中、上記3島内が移動可能になることだ。まず、1~3日目は、宿泊先の部屋を出ることができ、指定された宿泊施設内の設備などが利用できる。4~7日目は、指定されたルート内であれば移動可能。サムイ島内のツアーにも参加できる。8~14日目は、サムイ島、パガン島、タオ島内は移動可能。なお、6から7日目と12から13日目に2回、PCR検査を実施する。
(岡本泰、ナオルンロート・ジラッパパー)
(タイ、日本)
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