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2021年上半期の貿易、輸出入額ともに過去最高

(台湾)

中国北アジア課

2021年07月30日

台湾財政部が7月7日および16日に発表した貿易統計によると、台湾の2021年上半期の貿易額は、輸出が前年同期比31.0%増の2,069億1,566万ドル、輸入が28.6%増の1,750億8,270万ドルと、輸出入額ともに上半期としては過去最高になった。貿易黒字は45.8%増の318億3,296万ドルだった。

主要国・地域向けの輸出入はいずれも軒並み増加

月別にみると、6月の輸出額は前年同月比35.1%増の366億5,298万ドル、輸入額は42.3%増の315億803万ドルとなり、輸出入ともに6月としては過去2番目の高水準を記録した。

財政部は増加の要因について、前年同期の基数の低さに加え、米国や欧州で新型コロナウイルス関連の規制緩和に伴い世界経済が回復し、需要の拡大とともに国際原材料価格が上昇していること、第5世代移動通信システム(5G)やオンラインによるビジネスチャンスの持続的拡大などによるもの、と分析している。

地域別にみると、上半期は主要国・地域向けの輸出入はいずれも軒並み増加し、主要国・地域向け輸出では、それぞれ上半期としては過去最高を更新した(添付資料表1参照)。6月単月も同様に、主要国・地域向けの輸出入はいずれも軒並み増加した。特に、中国・香港向け輸出は電子部品の特需により、単月としては過去最高を記録した。

輸出を品目別にみると、集積回路(IC)、情報通信機器に加え、国際原油価格の上昇や需要拡大の影響を受けて卑金属および同製品やプラスチック、ゴムおよび同製品が輸出の増加に寄与した(添付資料表2参照)。特に、プラスチック、ゴムおよび同製品は上半期としては過去最高を記録した。月別でみると、6月は主要品目がいずれも2桁台の伸びを示しており、中でも鉱産品は前年の基数が低かったこともあり前年同月比87.4%増となった。

新型コロナなど依然リスクあるものの、下半期も輸出は拡大の見込み

財政部は今後の見通しについて、「新型コロナ変異ウイルスの世界的な広がりにより、各国で防疫管理の難易度が増しており、米中貿易摩擦や科学技術による対立といった不確実性も依然存在している。ただし、今年の国際経済は基本的には安定して成長している。感染拡大は企業や家庭でのデジタル化の進展を加速し、台湾半導体メーカーの生産能力などの優位性は、下半期の輸出の勢いを維持するためには有益で、輸出は引き続き拡大する」との見方を示した。

(嶋亜弥子)

(台湾)

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