カルナータカ州、ロックダウン緩和の最終フェーズに

(インド)

ベンガルール発

2021年07月05日

ベンガルールを州都とするインド南部カルナータカ州政府は7月3日、3回目となるロックダウンの段階的緩和に関する通達(添付資料参照)を出した。

4月27日から始まった今回のロックダウンだが、6月11日、6月19日と段階的な活動規制緩和を続けており(2021年6月21日記事参照)、今回3回目の緩和措置が7月5日午前6時から適用される。

新型コロナウイルス陽性率(陽性者数/検査数)の状況により、3つのカテゴリー/地域で活動規制が適用されていたが、陽性率が5%未満とならなかったコダグ地域(ベンガルールから西へ約240キロ)を除き、州全土に以下の内容が適用される。

  • 夜間の外出禁止措置は継続するが、午後9時~午前5時の時間帯に短縮。週末の日中の外出禁止は解除する。
  • 全ての店舗、レストラン、モール、民間企業事務所は、新型コロナウイルス感染対策の順守を前提として営業、運営を許可。劇場、映画館、パブの営業は認めない。
  • 公共交通機関は、座席定員数を上限とした運行を許可。
  • 水泳プール、運動場、スタジアムなどスポーツ施設は競技者の練習のみ使用を許可。
  • 全ての学校、教育機関の施設は閉鎖を継続。
  • 結婚式、家族行事は参加者100人未満、葬儀は20人以下の規模で実施を許可。

カルナータカ州の7月3日時点の1日当たり新規感染者数は2,082人と、第2波が始まる兆しをみせた3月中旬ごろのレベルまで減少しており、一連の活動規制緩和も最終段階に入った。一方、インド国内で新たに確認された変異株(デルタプラス)に対する懸念が浮上する中、カルナータカ州政府は同変異株が確認されたマハーラーシュトラ州、ケララ州からの入境者に対して、出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明や、ワクチン接種証明の提示を義務化するなど、新たな水際対策にも取り組み始めている。

(鈴木隆史)

(インド)

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