商務部と山東省主催のビジネスサミット、青島で開催

(中国)

青島発

2021年07月28日

第2回「グローバルリーダーズ青島サミット」が中国・山東省青島市で7月15、16日に開催された。中国商務部と山東省人民政府が共催、山東省商務庁と青島市人民政府なども開催に加わった。国務院の胡春華副首相、山東省共産党委員会の劉家義書記、同省の李幹傑省長など政府要人をはじめ、企業のトップらがオンラインあるいはオフラインで参加した。

開幕式では、胡副首相、銭克明商務部副部長らが登壇し、中国が対外開放レベルを一層高め、対内投資に関する制限を緩和し、ビジネス環境を改善し続けると表明した。各国の有力企業のスピーチで、日本企業からは住友商事の中村邦晴会長がスピーチを行った。

同サミットはサロンやフォーラム、マッチング交流会などで中国企業と外国企業の交流を推進する場を提供したほか、クローズド形式で企業と政府各部署が対話する場も設置した。参加企業からは、中国の国家レベルの政策や規則などに対する理解が深まったとする声が聞かれた。

主催者によると、今回は「フォーチュン・グローバル500」にランクインする390社(前回より275社増)を含む907社(前回より508社増)の各分野の有力企業が参加したという。開催地の山東省は国際的な企業との提携・投資を重視し、今後も大規模な交流の場を設定していく予定だ。

(朱秀霞)

(中国)

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