ドバイ万博、チケット販売を開始

2020年ドバイ国際博覧会（会期：2021年10月1日～2022年3月31日、以下ドバイ万博）のチケット販売が、7月18日から公式ウェブサイトで開始された。

1日パスは95ディルハム（約2,850円、AED、1AED＝約30円）、30日間入場できるマルチデイパスは195ディルハム、会期を通して入場できるシーズンパスは495ディルハムでの販売となる。さらに、両親2人分と乳母1人分のシーズンパスがセットになったファミリーパッケージ（950ディルハム）もある。18歳未満の子供、学生、障害者（その介助者は5割引き）と、60歳以上の高齢者は無料で入場が可能。チケットは公式ウェブサイトのほか、航空会社、旅行代理店を含む2,500以上の認定チケット販売業者を通じて購入することができる。

発売と同時に、8月14日までにシーズンパスまたはファミリーパッケージを購入したアラブ首長国連邦（UAE）居住者の中から、抽選で50人が9月30日に行われるオープニングセレモニーに招待されることも発表された。当選者はドバイ万博のソーシャルメディアチャンネルを通じて、9月第1週に発表される。

10月の開幕に向けて機運が高まる中、ドバイ万博公社は7月1日にグローバルメディアブリーフィングをオンラインで行い、100カ国以上から1,000人以上のメディア関係者らが参加した。冒頭、リーム・アル・ハーシミーUAE国際協力担当国務相兼ドバイ万博公社総裁は「ドバイ万博の開催が決まった2013年11月から、パンデミックによって世界は大きく変わった。しかし、南アジア、中東、アフリカ地域で初開催される万国博覧会へ2,500万の来場者を迎えるという目標は変わらない」と述べた。

（安井梓、太田尭久）