6月6日までロックダウンを延長

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年06月01日

バングラデシュ政府は5月30日、新型コロナウイルス対策として現在講じているロックダウンとそれに伴う規制(2021年5月25日記事参照)を6月6日まで延長すると発表した(添付資料・ジェトロ仮英訳参照)。

5月30日時点で6月7日以降の措置については発表されていない。また、中央銀行は市中銀行に対し、5月31日から6月6日の間は窓口の終了時間をさらに30分延長し、営業時間を午前10時から午後3時までとする通達を発出した。

現地報道によると、外務省は30日、インドとの国境封鎖を6月14日まで延長すると発表(「ザ・デーリースター」紙5月30日、「ダッカトリビューン」紙5月30日)。バングラデシュの直近1週間(5月24~30日)の1日当たり新規感染者数は平均1,392人と、前週(同1,274人)から大幅な拡大傾向はみられず、ダッカ市内では経済活動は平常どおりに戻りつつある。しかし、インド国境沿いでは感染拡大している地区もあり、より厳しいロックダウン措置を別途講じる可能性について報じられている(「ダッカトリビューン」紙5月30日)。

(山田和則、安藤裕二)

(バングラデシュ)

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