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新型コロナの1回目のワクチン接種率、50%超える

(シンガポール)

シンガポール発

2021年06月22日

シンガポールのオン・イエクン保健相は6月19日、自身のフェイスブックで新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種を終えた人が人口の50%を超えたことを明らかにした。2回のワクチン接種を完了した人は約36%となった。政府は6月14日以降、段階的に経済活動を再開しているが(2021年6月21日記事参照)、一層の活動再開を前に、ワクチン接種の引き上げを図るとともに、検査、追跡調査を強化している。

オン保健相が6月18日の会見で明らかにしたところによると、ワクチン接種回数を5月の1日当たり4万回から、6月に4万7,000回へと引き上げている。同国では6月1日から、12歳以上の中高、高等専門学校、大学に通う学生の団体接種の申請を開始し、段階的に接種を始めた。また、保健省は6月18日から、同省が認定する国内24の民間診療所で、中国のシノバック製のワクチンの接種を認めている(注)。

オン保健相はフェイスブックで、「飲食店やフィットネスジムの営業を継続し、海外渡航を再開するには、ワクチン接種を引き上げていく必要がある」と指摘した。同保健相と共にタスクフォースの共同委員長を務めるローレンス・ウォン財務相は6月10日の会見で、8月までに人口の50%が2回のワクチン接種を終え、10月までに接種率を75%以上に引き上げたいと述べていた。

また、新型コロナウイルスの政府タスクフォースは、テスト強化の一環として7月中旬までに、マスクをしない顧客に対応する必要のある飲食店、美容やサウナなどのパーソナルケア、フィットネスクラブの全てのスタッフについて14日ごとの定期抗原検査を義務付ける予定だ。タスクフォースは、自社内で検査を実施できない小規模事業主のために6月21日から、国内各地にクイックテストセンターを順次開設していく。同国では、6月14日までの1週間の1日当たり平均テスト件数は約6万3,200件に上っている。このほか、6月16日からは、国内のドラッグストアで、20分以内に感染結果の有無を診断できる簡易テストキットの販売も始まった。

保健省によると、6月20日の新規感染者数は11人で、このうち9人が国内感染者、残り2人が国外感染者(累計6万2,414人で、うち6万2,042人が回復、死者34人、重症者1人)。

(注)シノバックのワクチン接種については、国家ワクチンプログラムの下での投与ではないため、副反応に対する国の補償はない。詳細については保健省の6月16日付発表参照外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(本田智津絵)

(シンガポール)

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