防衛事業庁、防衛産業部品・装備品の商談会を開催

(韓国)

ソウル発

2021年06月11日

韓国の防衛事業庁は、昌原市と共同で「2021防衛産業 部品・装備大展」を昌原コンベンションセンターにおいて開催すると発表した。今回の展示会は「K-防衛産業、未来を切り開く!」というテーマの下、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、オンラインとオフラインのイベントを並行して開催する。開催期間は6月23~25日。

6月23日は、オープニングイベントのほか、防衛産業に関する部品の国産化に関するセミナー開催が予定され、翌24日は、防衛産業に関する雇用促進博覧会、中小企業に対する政府の支援事業説明と国防技術移転に関する説明会が行われる。

「新型コロナ禍」で販路開拓が困難な中、中小・ベンチャー企業向けに、国内の主要防衛産業企業のハンファディフェンスや現代ロテムなどに対して技術や部品を紹介できる場を設定する。また、韓国の中小企業がエアバス、ボーイング、ロッキードマーティンのような世界的企業のサプライチェーンと連携することを目的に、韓国の防衛産業物資交易支援センター(KODITS)と協力し、これら海外企業の調達・購買担当者とのオンライン相談を行うサービスも提供する。

最終日の6月25日は、中央政府と地方政府が共同で実施する「防衛産業革新クラスター」のモデル事業の成果を公表し、防衛産業関連企業、中小企業および防衛事業庁と昌原市などの機関の協約締結式も開催される。

「2021防衛産業 部品・装備大展」の詳細やオンライン参加の事前登録はウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(当間正明)

(韓国)

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