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第1四半期のGDP成長率、前年同期比8.92%、過去10年で最高水準

(台湾)

中国北アジア課

2021年06月11日

台湾行政院主計総処は6月4日、2021年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率を前年同期比8.92%と発表した。主計総処は堅調な内外需に牽引されたものと分析しており、4月時点(8.16%)から0.76ポイント上方修正した。四半期ベースでは、2010年第4四半期(10~12月)以来、過去10年で最高水準となった(添付資料図1、図2参照)。

第1四半期の実質GDP成長率を需要項目別寄与度でみると、財貨・サービス輸出は12.12ポイントと2桁になった(添付資料表参照)。前年同期比の伸び率でみると、財貨の輸出は24.57%増となり、中でも最もシェアが多い情報通信機器が29.67%、その他の主要な品目(電子部品、プラスチック・ゴム製品、一般機器、化学工業品、卑金属)も、それぞれ20%以上増加した。

固定資本形成の寄与度は2.85ポイントで、企業の工場拡張や、遠隔ビジネスに伴う第5世代移動通信システム(5G)の需要増、グリーンエネルギーによるインフラ建設がプラスに寄与した。

個人消費の寄与度は1.04ポイントとなり、4半期連続のマイナスからプラスに転じた。景気回復や株高を背景に、自動車やスマートフォンなどの高額商品の販売が景気を押し上げた。

主計総処の朱澤民主計長は「2021年通年の実質GDP成長率は5.46%と予測し、2月時点の予測(4.64%)から0.82ポイント上方修正した」と述べた(「経済日報」2021年6月4日)。主計総処の蔡鈺泰処長は「予測は、新型コロナウイルスワクチン接種により感染拡大の抑え込みに成功し、輸出向けを中心とした製造業の生産活動に影響しない場合を仮定した」としている(「経済日報」2021年6月4日)。

(相馬巳貴子)

(台湾)

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