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モンゴル大統領に与党推薦のフレルスフ氏が当選

(モンゴル)

北京発

2021年06月18日

ハルトマー・バトトルガ大統領の任期満了に伴う第8回モンゴル大統領選挙が6月9日に行われ、与党・人民党が推薦するオフナー・フレルスフ候補(前首相、人民党党首)が約68%の得票率で圧勝した。中央選挙管理委員会は6月11日に最終選挙結果を国会に提出、国会はフレルスフ候補に当選証を交付した。新大統領の就任式は6月25日に行われる。新大統領の任期は6年で、再任不可となる(注1)。

フレルスフ候補は、「資源をモンゴル人の手に」をスローガンに掲げて82万票超を獲得、2位のダンガースレン・エンフバト候補(元国会議員、正義人・有権者連合推薦)に獲得票数で3倍以上の差をつけて当選した。3位のソドノムゾンドイ・エルデネ候補(前国会議員、民主党推薦)は党内の内紛により支持者をまとめきれなかった。投票率は過去最低の59.5%、白票は7万票だった。フレルスフ陣営は、与党・人民党の強固な組織力と資金力を背景に、政府や閣僚を総動員して有利に選挙戦を展開した。地方では得票率が8割を超えた選挙区もあった。

今回、人民党が過半数を確保したことにより、国会でもねじれが解消される。人民党政権は世論の後押しを背景に、オユトルゴイ鉱山に関するリオ・ティントとの契約見直し交渉(注2)に強気の姿勢で臨むほか、新型コロナウイルス対策で悪化した景気の回復に最優先で取り組むとみられる。

(注1)改正前の憲法では任期4年、1度だけ再任可能だった。

(注2)モンゴル国会は2019年に国会決議第92号を採択し、オユトルゴイ鉱山からモンゴルが受ける利益を確保するために、関連する投資契約を見直すことを決定した。リオ・ティント側も2019年12月11日に契約見直しに応じることを表明していた。

(藤井一範)

(モンゴル)

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