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科学技術情報通信部、2025年までの6G研究開発に総額220億円投入

(韓国)

ソウル発

2021年06月29日

韓国科学技術情報通信部は6月23日、ソウル市内で「第6世代(6G)戦略会議」を開催し、韓国の次世代通信ネットワークに必要な研究開発施策をまとめた「6G研究開発実行計画」を発表した。戦略会議には、韓国の産官学の代表に加え、在韓米国大使館からロバート・ラプソン臨時代理大使が参加した。

6G研究開発実行計画は「世界最高の6G技術大国」を実現するため、(1)次世代の核心的基盤技術の確保、(2)国際標準・特許の先取り、(3)研究・産業基盤の構築の3大戦略について、以下の施策を展開している。

1.次世代核心的基盤技術の確保

「6G研究開発実行計画」全体では2025年までに2,200億ウォン(約220億円、1ウォン=約0.1円)を投資する計画だ。特に、低軌道衛星通信、超精密ネットワーク技術など、6大重点分野10大戦略技術(添付資料表参照)に対し、2025年までに総額2,000億ウォン(約200億円)を投資する。また、海外主要国との協力体制を設けるため、米国の国立科学財団(NSF)、中国情報通信研究院(CAICT)、フィンランドのオウル大学などと6G核心技術に対する共同研究や周波数の国際協力を推進し、6Gのリーダーシップ確保に向け、2021年11月に「6G Global」を開催する。

2.国際標準・特許の先取り

国際標準については、国際標準化機構(ISO)の6Gに関するビジョングループ議長と3GPPのRAN1(注1)議長に韓国代表が選出されたことに伴い、国際標準の設計段階から主導的な役割を果たす。特許については、2020年に2件を6Gの核心技術として選定し(注2)、2021年から研究開発資金と特許確保戦略マップをセットで支援する。

3.研究・産業基盤の構築

研究・産業基盤の確立のため、2021年に指定する大学3校(注3)に6G研究センターを設置し、修士・博士人材を養成する。

(注1)The 3rd Generation Partnership Project外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの略。世界7カ国の通信分野の標準化組織から構成されるプロジェクト。RANは作業部会。

(注2)(1)空間ネットワーキング技術、(2)知能型超精密ネットワーク技術。

(注3)KAIST(Tbps級無線通信候補の要素技術開発)、成均館大学(THz帯域RF部品候補の要素技術開発)、高麗大学(知能型無線アクセス候補の要素技術開発)の3校。

(当間正明)

(韓国)

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