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ジェトロ、貴州省で日本産酒類のPRイベント開催

(中国、日本)

成都発

2021年06月01日

ジェトロは5月26日、中国の在重慶日本総領事館と貴州省外事弁公室との共催で、日本産酒類の中国販路拡大を目的とした「貴州日本酒類プロモーション・商談イベント」を同省貴陽市で開催した。上海市など沿岸部に拠点を置く日本の地方自治体や企業など8自治体・社が出展、中国西南地域ではまだ流通が少ない計44種類の日本産酒類が出品された。貴陽市内の小売店、飲食店を中心に80人が参加し、商談と交流を行った。

ポテンシャル秘める貴州省の酒類市場

貴州省は長らく中国で最も貧しい省として知られてきたため、これまで日本企業のビジネス展開先としてはなじみの薄い地域だった。同省に進出する日系企業は2020年10月時点でわずか10社(在重慶日本総領事館調べ)と、沿岸部の都市と比較すると少ない。しかし、2020年の同省のGRP成長率は4.5%と中国全土で2位となっており、近年の著しい経済成長やビッグデータ産業の興隆を背景に、日本企業や自治体による視察が相次ぎ、中国ビジネスの新たな展開先候補の1つとして注目を集めつつある。酒類市場としても、同省は茅台酒など白酒の産地として有名なほか、中国国内の酒類見本市では最大規模の国際酒類博覧会の開催地としても知名度が高く、酒類の消費が旺盛な土地柄だ。来場したバイヤーに話を聞くと、「貴陽市内の日本料理店の数は増え、日本産酒類のニーズも高まっているが、流通量はまだまだ少ない。われわれバイヤーは日本の酒蔵とのコネクションがないため、中国国内の日本産酒類の代理商との交流を増やしたい」と、同地のビジネスチャンスの大きさを語った。

イベント冒頭の利き酒師による「日本酒基礎知識講座」では、日本酒の製造工程や日本酒の選び方などが解説され、来場者は熱心に聴講していた。会場で実施したアンケート結果によると、「今後、日本料理店や小売店で日本産酒類を購入するか」の問いに、100%が「購入する」と回答した。出展者からは「バイヤーとの交流や市内商業施設の視察を通じて、沿岸部よりも日本産酒類の流通量が限られていることが分かった。今後も貴陽市内でのPR、販路開拓に力を入れていきたい」と期待の声が聞かれた。

写真 会場での商談の様子(ジェトロ撮影)

会場での商談の様子(ジェトロ撮影)

写真 市内の小売店「Ole」に並ぶ日本酒コーナー(ジェトロ撮影)

市内の小売店「Ole」に並ぶ日本酒コーナー(ジェトロ撮影)

(寺田俊作)

(中国、日本)

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