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「先住民の日」の急な新設に業界からは困惑の声

(チリ)

サンティアゴ発

2021年06月21日

チリで、「先住民の日(Día Nacional de los Pueblos Indígenas)」を新たに祝日として定める法案が6月17日、国会で可決された。これにより、2021年からチリでは、先住民族にとって神聖な日として位置付けられる南半球の冬至(2021年は6月20日だが、日曜日に当たるため、翌21日の月曜日に振り替え)が、年によって変動する移動祝日となることが決定した。

本法案は2020年11月に上院に提出され、同祝日まであと4日と迫ったところで議決されたことで、多くの国民にとっては青天のへきれきとなり、各業界からは困惑の声が上がっている。サンティアゴ商工会議所(CCS)の代表は、国会議員はこれらの変更を少なくとも1年前に提案するべきだったと発言している。また、チリ小売業観光連合(CONFEDECHTUR)の代表は、国内経済がすべからくパンデミックの影響を受けている中で、政府が新たな祝日を設定するという状況は理解し難いとコメントした。現地エコノミストらは、経済回復の最中に祝日が新設されたことに、首都圏州一帯がロックダウン中(2021年6月14日記事参照)であることを加味した上で、6月の経済活動指数(IMACEC)の予想を12.0~15.5%から11.0~15.0%に下方修正している(「ラ・テルセラ」紙6月18日)。

(岡戸美澪)

(チリ)

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