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5月の輸出額、ロックダウンの影響受けず好調

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年06月16日

バングラデシュ輸出振興庁が6月に発表した統計外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、同国の2020年7月~2021年5月の輸出額は351億8,082万ドルで、前年同期比13.6%増となった(添付資料表参照)。主要輸出品の衣料品は同11.1%増の285億6,185万ドル、そのうち、ニットは20.6%増の153億6,232万ドル、布帛(ふはく)は1.8%増の131億9,953万ドルとなった。

5月単月で見た場合、輸出額は31億809万ドルで、前年同月比約2.1倍となった。主要品の衣料品も約2.1倍の25億5,695万ドルで、うち、ニットが約2.2倍の13億6,637万ドル、布帛が91.4%増の11億9,058万ドルだった。2020年5月は、前月から続いた新型コロナウイルス対策に伴うロックダウンによって稼働停止とした輸出志向型工場が多かった影響で、輸出額が大きく落ち込み、前年同月比が大幅増となっている。

2021年は4月5日からロックダウンが継続されているが、輸出志向型産業は操業可能となり、5月のラマダン明け休暇(イード)も例年より短くなったため、輸出額は順調に推移した。

国別輸出先では、上位10カ国が71.1%を占め、そのうち米国、ドイツ、英国の3カ国で40%以上を占めている。これら主要国への輸出も前年比で順調な増加を見せている。一方、輸出全体の3.1%を占める日本については、前年同期比では2.1%減となった。ある業界関係者によると、緊急事態宣言の長期化の影響で、受注数減少だけでなく、1枚当たりの出荷単価が下がった結果、出荷金額の低下につながったのではないかと分析する。

首都ダッカから南東20キロのナラヤンゴンジに位置するアダムジー輸出加工区(EPZ)で、子ども服などを製造する丸久パシフィック(本社:徳島県)は、5月はラマダン明け休暇のため稼働日が少なくなり、例年並みの輸出だったが、既に新型コロナウイルス感染拡大前の輸出状況に戻っている。6月からは繁忙期のため、人員を増員してフル稼働する予定だ。同社の佐川康司代表取締役社長は「今後も新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で操業する。中国やミャンマーからの産地変更の可能性も視野に入れ、工場運営を検討している」と話している。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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