2020年度上半期の外国直接投資認可額、前年度同期比54.0%減少
(ミャンマー)
ヤンゴン発
2021年05月27日
ミャンマー投資企業管理局(DICA)が公表した統計によると、2020年度上半期(2020年10月~2021年3月、注)の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)を除く〕は12億5,661万ドルで、前年同期比54.0%の減となった。
業種別にみると、工業団地が2,821万ドル(前年同期比約3倍)、その他サービスが約1億366万ドル(同57.9%増)、ホテル・観光が8,100万ドル(約2.4倍)、農業が999万ドル(前年同期は認可なし)の4業種で認可額が増えたが、その他8業種は前年同期比減もしくは認可がなかった。
2020年度上半期に外国直接投資の認可案件のある国は14カ国だが、前年同期比で認可額が増えたのは日本とマーシャル諸島共和国の2カ国のみで、他の12カ国は2桁以上の減少幅で認可額が縮小している。
日本の投資認可額は前年同期比で約7.3倍の5億1,876万ドルで、このうち電力事業(5億1,512万ドル規模)が含まれている。
(注)ミャンマーの会計年度は10月~翌年9月。
(山岡寛和)
(ミャンマー)
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