第1四半期の輸出入ともに前年同期比で増加、貿易赤字は拡大

(ルーマニア)

ブカレスト発

2021年05月17日

ルーマニア統計局は5月10日、2021年第1四半期(1~3月)の貿易統計を発表した。輸出は前年同期比3.9%増の177億1,950万ユーロ、輸入は7.1%増の230億4,650万ユーロとなった。貿易赤字は19.3%増の53億2,700万ユーロとなり、前年同期から8億6,310万ユーロ増加した(添付資料表1参照)。

ルーマニアでは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年3月16日に緊急事態宣言が発令された(2020年3月24日記事参照)。感染拡大防止のための行動制限が敷かれて以来、輸出が伸び悩んだ一方で、自給率の低い産品は輸入に頼らざるを得ず、輸入が伸びた結果、貿易赤字が膨らんだ、とエコノミストは分析している。

輸出の最大品目である機械・輸送用機器(構成比49.6%)は前年同期比6.5%増だったが、同品目は輸入の最大品目(37.1%)でもあり、輸入では9.2%増となった。輸入品目で2番目に大きい鉄、鋼、ゴム、金属など工業製品(18.2%)も6.5%増となり、貿易赤字拡大の一因になった。EU域内との輸出入をみると、輸出(構成比75.0%)が7.7%増だった一方、輸入(73.8%)は7.4%増と、輸出の伸び率の方が高かった(添付資料表2参照)。

(ミンドル・ユニアナ、西澤成世)

(ルーマニア)

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