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中国、航空分野でもプラスチック汚染防止に向けた動き

(中国)

上海発

2021年05月31日

中国民用航空局は5月25日、「民間航空分野のプラスチック汚染管理作業計画(2021~2025年)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(以下、作業計画)を発表した。中国では、2020年1月19日に国家発展改革委員会と生態環境部が「プラスチック汚染防止のさらなる強化に関する意見外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を発表し、国全体としてプラスチック汚染防止を進めているが、今回は航空分野に特化した具体的な目標などが発表された(2020年8月17日記事参照)。

作業計画では、2025年までに達成する目標として、民間航空業での使い捨てプラスチック製品(注)の消費を2020年比で大幅に減少させ、代替製品の利用水準を大きく引き上げるとしている。

作業計画によると、2022年以降、年間200万人以上が利用する空港ではターミナルや駐車場の敷地内で使い捨てプラスチック袋を提供しないこととし、国内線の機内でも使い捨てプラスチックのストロー、食器、コップ、包装用の袋を提供しないとしている。2023年以降は、計画の実施対象を全国の空港および国際線にも拡大する。また2025年までには、全国の空港でのプラスチック製のテープ、防水カバー、フィルムなどの貨物の包装用資材の使用を大幅に減少させるとしている(目標の概要は添付資料表参照)。

空港や機内などで使い捨ての食器、コップ、袋などプラスチック製品の消費量が多い航空業界だが、中国国際航空をはじめ航空会社でも、安全でリサイクル可能な食器への切り替えを積極的に推進するなどの動きがみられる。このように中国では、各分野で急速に使い捨てプラスチックの使用削減、代替品への置き換えが進みつつある。

(注)非分解性プラスチックを指す。

(高橋大輔)

(中国)

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