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アジア系人口が2060年に4,620万人と予測、米シンクタンク調査

(米国)

米州課

2021年05月10日

米国シンクタンクのピュー・リサーチ・センターは4月29日、米国のアジア系人口の動向に関する調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。

それによると、アジア系人口(注)は2010年から2019年にかけて倍増し、2,320万人に達した。その後も引き続き増加し、2040年に3,480万人、2060年には4,620万人に達すると予測している。

2019年時点でアジア系人口の構成は、中国系(23%)、インド系(20%)、フィリピン系(18%)、ベトナム系(9%)、韓国系(8%)、日系(6%)の6つの主要グループが全体の約85%を占めた。

アジア系人口の居住地域をみると(2019年時点)、西部が最も多く全体の42%の980万人だった。次いで、南部が530万人(23%)、北東部が420万人(18%)、中西部が270万人(12%)だった。

米国生まれのアジア系の年齢の中央値(2019年時点)は19歳で、米国生まれの全体人口の年齢中央値(36歳)と比べても非常に若く、アジア系の約60%がジェネレーションZ世代(1997~2012年生まれ)あるいはそれより下の世代となっている。

2019年時点でアジア系人口の72%が英語を流ちょうに話すとしており、米国生まれのアジア系は95%が流ちょうに英語を話すという。家庭で英語だけで会話するというアジア系は全体では34%だが、米国生まれのアジア系では65%だ。一方、外国生まれのアジア系では、57%が英語を流ちょうに話すとしているが、家庭で英語のみで会話するという人はいなかった。

移民人口に占めるアジア系比率はヒスパニック系上回る見通し

移民人口に占めるアジア系は2015年時点では26%と、ヒスパニック系(47%)を大きく下回っていたが、今回の報告書では、アジア系人口の比率が今後上昇すると予測している。2045年にはヒスパニック系(37%)、アジア系(34%)とアジア系の比率がヒスパニック系に迫り、2055年にはアジア系(36%)がヒスパニック系(34%)を上回り、2065年にはアジア系38%、ヒスパニック系31%となると予測している。黒人は2015年の8%から2065年に9%、白人は18%から20%になるという。

(注)起源が多人種にわたる人も含む。

(松岡智恵子)

(米国)

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