マハーラーシュトラ州、夜間活動を制限

(インド)

ムンバイ発

2021年04月02日

インド西部マハーラーシュトラ(MH)州は3月27日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、夜間活動を制限する通達外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを出した。MH州は現在、3万4,000人以上のアクティブ患者(注)を抱えるインド最大の感染州となっている。同州は飲食店の閉店時間を再び早めるなどして、感染拡大を抑止したい考えだ。

今回の通達の夜間活動制限に関する主な内容は以下のとおりで、3月27日深夜から施行された。

  • 午後8時から午前7時までの間に5人以上で集まることの禁止。違反者には1人当たり罰金1,000ルピー(約1,500円、1ルピー=約1.5円)を科す。
  • 公園やビーチなどの公共の場は、午後8時から午前7時にかけて閉鎖する。
  • マスク不着用者に対しては500ルピー、公共の場で唾を吐いた者に対しては1,000ルピーの罰金を科す。
  • 映画館やショッピングモール、劇場、レストランは午後8時から午前7時までの間、閉鎖しなければならない。違反した施設は、新型コロナウイルスの感染終息まで閉鎖となる。

同通達にはこのほか、先の通達の内容(2021年3月22日記事参照)も含まれ、活動のさらなる引き締めが図られている。

感染拡大が深刻化する中、ウッダブ・タークレー州首相は、厳格なロックダウンの再実施のためのロードマップ作成を指示するなどしている(「タイムズ・オブ・インディア」紙3月30日)。一方、州閣僚からは、市民生活への影響が甚大な「完全なロックダウン」の再実施に懸念を示す声が上がり、状況は混沌(こんとん)としている(「タイムズ・オブ・インディア」紙3月31日)。

(注)感染者数から、回復者数と死者数を除いた数。

(比佐建二郎)

(インド)

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