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2020年度(2020年10月~2021年9月)上半期の貿易額、前年度同期比2割減

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2021年04月26日

ミャンマー商務省の発表によると、同国の2020年度当初(2020年10月)から2021年4月2日までの約6カ月間の貿易額は、前年度同期(203億6,700万ドル)から約2割減の157億8,300万ドルとなった。貿易赤字は前年度同期(12億9,100ドル)から約9割減の1億6,800万ドルへ大幅に縮小した。

新型コロナウイルス感染拡大と国軍による権力掌握以降の混乱する国内情勢に伴い、海上貿易と国境貿易の双方が減少した。同期間の輸出額は前年度同期(95億3,800万ドル)から約2割減の78億700万ドル、輸入額は前年度同期(108億2,900万ドル)から約3割減の79億7,600万ドルで、輸出額に比べ輸入額の減少の割合が大きい。

輸出額の内訳をみると、工業製品と鉱物が大きく落ち込み、工業製品は前年度同期比約3割減の35億6,900万ドル、鉱物は約5割減の5億3,400万ドルとなった。工業製品の不振は輸入額にも表れており、CMP(Cutting, Making and Packing)方式の縫製品原材料の輸入額は、前年度同期比約3割減の8億2,500万ドルと落ち込んでいる。

工業製品の減少要因としては、新型コロナ感染拡大を受けて最大都市ヤンゴンで2020年9月下旬から一時実施された一部業種を除く民間企業の出勤停止や、CMP方式の縫製工場の操業停止などによる影響が挙げられる。さらに、2021年2月の国軍による権力掌握以降は幅広い業種で職場ボイコット(CDM:Civil Disobedience Movement)運動が拡大・継続し、税関をはじめとする官公庁の機能低下や銀行業務の停止などによる貿易の停滞が影響している。

(細沼慶介)

(ミャンマー)

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