広州交易会、今春もオンラインで開催、4月15～24日

中国商務部は3月17日、第129回中国輸出入商品交易会(広州交易会)を4月15～24日の日程で、前回と同様にオンラインで開催すると発表した。

広州交易会は毎年春と秋に2回開催されており、2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、2回ともオンライン開催となった（2020年7月8日記事、2020年9月29日記事参照）。前回（2020年秋季の第128回）には約2万6,000社が出展し、226カ国・地域から延べ5,117万回のアクセスがあった。

広州交易会のプレスリリースを行った中国対外貿易センターの徐兵副主任によると、オンライン開催は過去2回の経験を生かし、参加者交流の利便性と提供サービスのレベルを高め、プラットフォーム機能を最適化するため、マッチングやライブ配信の機能を高めている。出展分野は例年の16分野・50エリアに加え、貧困地域の企業による国際市場開拓を支援するための「農村振興」コーナーを設ける。出展企業は3月末時点で2万5,000社に達し、4月6～14日の間にオンラインでテスト操作を行い、イベントツールの利用を熟練させるという。

（盧真）