新商工相にカムペング・サイソムペング氏が就任

(ラオス)

ビエンチャン発

2021年04月12日

ラオス商工省で3月25日、ケムマニー・ポンセナー前商工相から、カムペング・サイソムペング新商工相への引き継ぎ式が行われた。同月22日に第9期第1回国民議会で新閣僚人事が承認(2021年3月25日記事参照)されたことを受けたもの。ケムマニー氏は2014年4月から商工相を務め、同日、国家主席府官房長官に就任した。

カムペング新商工相は1956年10月、北部ホアパン県生まれ、1986~1990年にソビエト連邦(当時)に留学、帰国後は教育省に入った。1996~2002年にはベトナムに留学して政治経済学の博士号を取得した。帰国後は、ルアンパバン県副知事(2003~2010年)、同県知事(2010~2015年)、労働社会福祉相(2015~2021年)を歴任した。ラオス人民革命党内では、2011年党大会で重要ポストの第9期中央執行委員(序列49位)に初めて選出された。2016年に第10期中央執行委員(序列31位)、2021年に第11期中央執行委員(序列22位)と3期連続で中央執行委員を務めている。

写真 カムペーン新商工相(左から2人目)(4月1日、ジェトロ撮影)

カムペーン新商工相(左から2人目)(4月1日、ジェトロ撮影)

(山田健一郎)

(ラオス)

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