中国産感光性の写真用プレートと平面状写真用フィルムのAD課税でパブコメ募集

韓国企画財政部は4月6日、中国産感光性の写真用プレートと平面状写真用フィルムについて、貿易委員会の調査結果を踏まえ、関税法第56条（ダンピング防止課税の再審査）に基づく課税延長に関するパブコメの募集を開始した。期間は4月6日から20日、詳細は国民参加立法センターから閲覧可能。

1.件名

中国産感光性の写真用プレートと平面状写真用フィルムのアンチダンピング（AD）関税賦課に関する規則制定案（注）。

2.AD関税賦課対象品目

関税法施行令第98条第1項の規定による分類で関税および統計統合品目分類表番号第3701.30.9100号に該当するもののうち、次の要件の全てを満たしたもの（ただし、Photopolymer Violet Plate、再生板、Double-layer Plateは除く）。

（1）アルミニウム板の表面を電気・化学的に研磨し、酸化膜を形成した後、表面に感光材を塗布した感光性印刷用版

（2）各辺の長さが255ミリを超えること

3.AD税率

（1）税率10.32％

ア.Kodak（China） Graphic Communicationsと当該企業の製品を輸出する者。

イ.Shanghai Bocica Printing Equipmentと当該企業の製品を輸出する者。

ウ.Lucky Huaguang Graphicsと当該企業の製品を輸出する者。

エ.Suzhou Huaguang Baoli Printing Plate Materialと当該企業の製品を輸出する者。

オ.Zhongyin Printing Equipmentと当該企業の製品を輸出する者。

（2）税率8.78％

上記（1）以外の供給者。ただし、（1）以外であっても、関税法施行令第23条1項に規定する特殊関係を有する供給者は（1）の税率を適用。

4.有効期間

公布日から5年間効力を有し、2020年9月7日以降輸入申告された製品から適用する。

（注）2017年9月7日公布・施行の企画財政部令第634号の有効期限切れに伴う延長。

（当間正明）