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武漢市、医療品や医療機器など健康関連産業の投資誘致を積極化

(中国)

武漢発

2021年04月16日

中国湖北省の武漢市政府は武漢国際博覧中心で4月8~11日、「第3回世界大健康博覧会」を開催した。「健康共同体、科学技術が未来を創る」をテーマに、国際医療・介護、医療機器、医療サービス、防護(防疫)物資、生物化学医薬品、女性・児童健康、運動健康など分野別に展示エリアが設置された。泰康保険集団や九州通医薬、シーメンス、フィリップス、GEヘルスケアなど、国内外から約1,400社の企業が出展し、4日間で延べ39万人以上の来場があった。日系企業ではオムロンが出展し、血圧計や電子体温計、スマートスピーカーを活用した健康管理キットなどのPRを行った。

博覧会に併せて開催された投資プロジェクト調印式では、科大訊飛(iFLYTEC)の人工知能(AI)創業・イノベーションセンターの建設や、同済病院と武漢経済技術開発区による企業と大学、研究機関が一体となった健康養老病院の建設など、41件のプロジェクトが調印され、投資総額は804億元(約1兆3,668億円、1元=約17円)となった。

武漢市委員会の王忠林書記は開会式で、「武漢市は、医療分野でトップクラスの企業が多数進出し、光谷南大健康産業園のような産業集積区も設置されている。研究開発から製造、応用に至るまでの産業チェーンを発展させる能力を備えている。武漢市における現在の大健康産業(注)の規模は4,000億元だが、今後5年間で1兆元規模にまで拡大する」と述べ、同市への投資を呼び掛けた。

写真 開会式の様子(ジェトロ撮影)

開会式の様子(ジェトロ撮影)

武漢市政府は2019年4月12日に「武漢市大健康産業発展計画(2019~2035年)」を発表し、生物医薬品や医療機器、健康関連サービスなどを重点的に発展させる分野に位置付けている。また、健康関連産業の総収入額を2025年までに8,000億元、2030年までに1兆4,000億元、2035年までに2兆元にする長期的な発展目標を設定した。4月2日に新たに発表した「武漢市における外資誘致の積極的な推進に向けた活動実施方案」でも、大健康・生物技術産業について、次世代情報技術産業や自動車製造、サービス産業などとともに重点分野に位置付け、特に製薬設備、新薬の研究開発、医療機器、インターネット医療などの分野で積極的な外資の誘致を行っていく方針を示した。

(注)医薬品、医療機器、ヘルスケアサービスから、高齢者介護、健康食品、美容・運動に至るまで、広く健康に関連する産業の総称。

(片小田廣大)

(中国)

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