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自動化・デジタル化が浸透、ロボットの利用増加

(ドイツ)

デュッセルドルフ発

2021年04月21日

ドイツ連邦統計局は4月12日、ロボットや3Dプリンター、オンライン市場、クラウドコンピューティングなどの自動化・デジタル化技術の活用に関する2020年のデータを発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。産業全体で見ると、従業員10人以上の企業で産業用ロボットあるいはサービスロボットを利用している企業の割合(以下、利用率)は6%だった。うち、従業員250人以上の大企業でのロボット利用率は31%と高い一方、従業員10人~49人の中小企業では3%にとどまった。また、産業用ロボット(従業員10人以上の企業の利用率4%)はサービスロボット(同2%)より普及している。ともに利用率は2018年からそれぞれ1ポイント増加した。製造業ではロボット利用が進んでおり、2020年の従業員10人以上の製造業者の産業用ロボットなどの利用率は19%だった。利用率は増加傾向にあり、2018年から2ポイント増。産業用ロボットが溶接やレーザー、塗装作業に、サービスロボットがモニタリングや運輸、清掃に利用されている。

3Dプリンターに関しても、特に大企業における利用率(注1)が高く、従業員数250人以上の企業では23%だった(2018年は18%)。一方、10~49人の企業では6%(2018年は4%)と低い水準にとどまった。用途では、社内使用のための試作品や模型の製造が60%と最も高い割合を占めており、外部販売用製品の生産に使用している企業は19%とまだ少ない。業種別にみると、製造業で最も普及しており、全体での利用率(注2)4%に対して、製造業での利用率は11%だった。

オンライン販売を行う製造業者の割合も、2018年から2020年にかけて34%から56%に上昇した。従業員規模別にみると、中堅・中小企業の方が大企業よりオンライン販売利用率が高いことが明らかとなった。9人未満の企業の利用率は62%の一方、250人以上の企業が39%だった。

このほか、製造業におけるクラウドコンピューティング利用率も2018年から増加し、産業全体では2018年の15%から2020年の22%に上昇した。従業員250人以上の製造業の利用率は66%となった一方、9人未満の企業では18%、10~49人の企業では25%、50~249人の企業では36%と比較的に低い水準にとどまった。クラウドコンピューティングの用途では、データ保存が59%と最も多かったほか、Eメール(2018年47%→2020年55%)やオフィス用アプリケーション(同36%→43%)の伸び率が高かった。

(注1)自社の3Dプリンター利用、他社提供の3Dプリンター利用の双方を含む。

(注2)ここでの利用率比較は従業員1~9人の企業を含む。

(ベアナデット・マイヤー)

(ドイツ)

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