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エクアドル大統領選、中道右派ラッソ氏が勝利

(エクアドル)

ボゴタ発

2021年04月13日

エクアドル大統領選挙は4月11日に決選投票が行われ、グアヤキル銀行頭取を約20年にわたり務めた中道右派のギジェルモ・ラッソ氏が勝利した。選挙管理委員会の発表によると、開票率約99.35%の時点で、ラッソ氏の得票数は461万3,452票(52.44%)と、ラファエル・コレア前大統領が推薦する左派のアンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相の418万3,432票(47.56%)を4.88ポイント上回った。

2月16日に実施された第1回投票では、32%超の票を獲得して2位のラッソ氏に12.98ポイントの差をつけたアラウス氏だったが(2021年2月19日記事参照)、決選投票の夜、敗北を認めた。

ラッソ氏は、エクアドル最大の港湾都市グアヤキル出身の65歳。1993年から19年にわたりグアヤキル銀行の頭取を務めた後、政治団体クレオ(CREO)を創設。これまでに、グアヤス県知事や経済・金融相を務めた。2013年および2017年の大統領選にも立候補したが、それぞれコレア前大統領とレニン・モレノ現大統領に敗れた。

公約として、就任100日で900万人への新型コロナワクチン接種、100万人の雇用創出、2022年の法定最低賃金を現行の400ドルから500ドルへ引き上げ、中小企業の売上税引き下げ、外資呼び込みのために外貨流出税の減税などを掲げている。ラッソ氏は選挙結果を受け、「民主主義は勝利を収めた。国民は、過去14年間のエクアドルとは異なる新しい世界を選択した」と語り(「エル・ウニベルソ」紙4月11日)、市場開放政策へ転換し、モレノ現大統領が道筋をたてた財政再建を進める決意を表明した。大統領就任式は5月24日に行われ、任期は4年となる。

(茗荷谷奏)

(エクアドル)

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