ベトナムで副首相2人、閣僚12人が新たに就任
(ベトナム)
ハノイ発
2021年04月13日
ベトナムの第14期第11回国会で4月8日、新たな副首相2人および政府閣僚12人の人事が決まった。これにより、政府は4月5日付で選任されたファン・ミン・チン首相(2021年4月7日記事参照)を筆頭に28人の閣僚で構成される(添付資料表参照)。
今回の人事を踏まえた閣僚の平均年齢は57.2歳(注1)。新任のグエン・タイン・ギ建設相が44歳(注2)で最年少となった。女性は、新任のファム・ティ・タイン・チャー内務相が加わり、前期より1人増えた。出身地域別(注3)にみると、北部が最多の15人で、特にナムディン省の出身者が多い。中部は7人で、南部は6人となった。
これらの閣僚が、第15期国会が始まるまでの公務を担う。一方、政府の任期は国会の任期に従うため、5月の国会議員選挙を経て、7月ごろに開催される第15期第1回国会で、閣僚の信任投票があらためて行われる見込みだ。
(注1、2)ベトナムの年齢の数え方に基づくと、それぞれ58歳、45歳となる。
(注3)ここではニンビン省、ホアビン省以北を北部、タインホア省より以南およびカインホア省、ダクノン省以北を中部、ニントゥアン省、ラムドン省、ビンフォック省以南を南部とする。
(グエン・ラン)
(ベトナム)
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