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パキスタン政府、新型コロナの第3波拡大阻止に規制を強化

(パキスタン)

カラチ発

2021年03月29日

パキスタン連邦政府国家指揮運用センター(NCOC)は3月22日、首都イスラマバードとパンジャブ州での新型コロナウイルス新規感染者の急増を受け、検査の陽性率が3日移動平均で8%を超える市や地区においては感染防止対策のための本格的介入(High impact interventions)を即時実施すると発表した。4月11日まで有効。3月11日にも規制再開(2021年3月16日記事参照)を発表したばかりだったが、さらに規制を強める。

主な内容は以下のとおり。

  1. リスク評価に基づく厳格規制を伴う幅広いロックダウンの実施〔注〕。非常時を除き、移動は禁止。
  2. 全ての室内飲食店の閉鎖。屋外飲食は午後10時まで許可。テークアウトも許可。
  3. 全ての商業活動(必須サービスは除く)は午後8時まで。
  4. 週2日間の安全日の設定。曜日の選択は連邦構成自治体の裁量による。
  5. 300人を上限とした集会は標準行動手順(SOP)を順守の下、許可。ただし、文化、音楽、宗教など、全てのタイプの室内の集会は禁止。
  6. オフィス従業員50%の在宅勤務。
  7. 都市間公共交通は50%の乗客で運用。
  8. 鉄道は70%の乗客で運用、など。

パキスタンでは、第3波の感染拡大が2021年2月中旬から始まっている。1日当たりの新規感染者数は、2月16日に747人と、2020年11月1日(977人)以来の3桁台に減少した。その後、増加に転じ、3月25日時点では3,946人となっている。特に、首都イスラマバードと第2の商都ラホールがあるパンジャブ州での増加が顕著で、カラチのあるシンド州は現状落ち着いている。今回の急速な感染拡大は変異ウイルスによるものとの報道が一部にみられるが、変異ウイルスによる感染数などの数字についての政府発表はない。

〔注〕イスラマバードや各州の都市で、アパートやビル単位、地区単位のさまざまなロックダウンが行われている。

(山口和紀)

(パキスタン)

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