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ジェトロ、成都で越境EC日本産品のPRイベント開催

(中国)

成都発

2021年03月18日

ジェトロは3月5日から8日にかけ、日本産品のプロモーションイベント「日本跨境商品滙」を中国・成都市春熙路紅星路広場で開催した。中国越境ECサイトに販路を持ち、ジェトロのJAPAN MALL事業を通じて日本商品を調達する企業8社が出展。日用品や化粧品、食品など計117社544種類の日本産品の展示PRと販促を行った。会場には4日間で約5万人が来場した。

ECは、スマホをワンクリックするだけで購入できる手軽さがあるものの、実際に商品を手に取って品質や味を確かめることができないデメリットがある。市場が拡大するECとはいえ、実際に購入してもらうことは簡単ではない。そのため、今回のイベントでは、会場で商品現物を実際に手に取れる機会を提供した。来場者からは「化粧品を購入する前にテスターで品質を確かめることができ、安心して購入できた」「日本酒の飲み比べができたので、多くの種類の中から自分好みの1本を選ぶことができた」など、好意的なコメントが寄せられた。加えて、会場に来られない人向けの販促として、人気KOL(キーオピニオンリーダー)によるライブコマース配信も実施。オフラインとオンラインを織り交ぜたPRにより、4日間の売り上げは約5,000万円、萬古焼の土鍋、波佐見焼のわんといった伝統工芸品の売り上げが高かった。

内陸市場で盛り上がる越境EC

成都の2019年の対日輸入総額は約23億ドルで、上海の340億ドルと比較すると、その規模はまだ小さい。日本のサプライヤー企業と直接商談ができる成都のバイヤーは限られており、成都で流通する日本産品は沿岸部地域の商社などを経由して卸されるものも多い。越境ECは、ボーダーレスな市場にアクセスできるだけでなく、一般貿易で求められる検査や各種許認可取得の簡素化や、優遇税率の適用といったメリットが多く、参入障壁が大幅に下がる。JAPAN MALL事業に参入し、成都向けに日本酒や化粧品といった日本産品の販売に成功した日本企業も徐々に出始めている。また、成都に拠点を持ち、現地市場を熟知した日系企業も越境EC事業に参入し始めており、沿岸部のバイヤーを経由せずとも、成都市場にアクセスしやすくなっている。2021年は7月に「成都国際跨境電商交易博覧会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」、9月に「中国西部跨境電商博覧会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」といった越境EC商品に特化したオフライン販促イベントの開催が予定されているなど、成都市政府や業界団体も越境ECの振興に力を入れている。

写真 にぎわう会場の様子(ジェトロ撮影)

にぎわう会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 KOLによるライブコマースの様子(ジェトロ撮影)

KOLによるライブコマースの様子(ジェトロ撮影)

(寺田俊作)

(中国)

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