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1月のインフレ率は0.25%、5カ月ぶりの低水準

(ブラジル)

米州課

2021年03月09日

ブラジル地理統計院(IBGE)は2月9日、代表的な物価指数である拡大消費者物価指数(IPCA)の1月の上昇率を0.25%と発表した。2020年12月の1.35%から1.10ポイント低下した。月間のインフレ率は2020年9月以降、継続して上昇を続けていたが、5カ月ぶりに前月の上昇率を下回った。過去12カ月の累計では4.56%となった(添付資料図参照)。

費目別に見ると、9項目のうち上昇率が最も高かったのは飲食料品で1.02%、寄与度も9項目の中で最も高く0.22ポイントだった。主な要因としては、タマネギの上昇率が17.58%、トマトが3.58%となったことなどが挙げられる(添付資料表参照)。

一方、住居関連は1.07%下落した。前月の2020年12月は2.88%上昇し、寄与度も0.45ポイントと物価全体の最大の押し上げ要因だった。IBGEによると、住居関連項目の調査要素の1つである電力の下落(5.60%減)が主な要因という。主力電源の水力発電所の水位が上昇して稼働率が上がったことや、これに伴い火力発電所の稼働率が低下したことで、電力価格が下落したからだ。ブラジルでは現在、電気代の追加料金は水力発電所のダム貯水量や火力発電所の稼働率を基に算定される。追加料金は4段階に分かれおり、それぞれ旗の色で表示される。旗の色が「緑」だと追加料金はないが、「黄色」の時は100キロワット時(kWh)当たり1.34レアル(約25.5円、1レアル=約19円)、「赤1」は同4.16レアル、「赤2」の時は同6.24レアルが追加で徴収される。2月9日付のIBGEプレスリリースによると、2020年12月の旗の色は「赤2」だったため、6.24レアルが追加料金として払われていたが、1月の電気料金の旗の色は「黄色」だったため、1.34レアルの追加料金しか徴収されず、このような下落につながったのだという。

(高氏朋佳)

(ブラジル)

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