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国鉄の首都圏路線「レッドライン」開通に向け準備進む

(タイ)

バンコク発

2021年03月12日

タイ国鉄(SRT)は1月27日、首都圏鉄道「レッドライン」の運行計画を公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同路線はバンコク都内のバンスー駅からパトムタニ県のランシット駅間27キロと、バンスー駅から都内タリンチャン駅間14キロを結び、合計41キロメートルに及ぶ。SRTによると、3月に試験走行を開始しており、7月から乗客を乗せた無料試験運転を実施した後、11月に正式に開通する計画だ(「バンスー中央駅周辺総合開発計画」については2019年6月13日付地域・分析レポート参照)。

レッドラインの運賃は、初乗りが14バーツ(約50円、1バーツ=約3.6円)で、最大運賃は42バーツ前後となる見込み。

レッドライン開通に向けた準備が進む中、ジェトロは3月10日、SRTの担当者などに対してヒアリングを実施した。担当者の説明の要点は以下のとおり。

  1. バンスー駅は総工費約160億バーツの大型プロジェクト。レッドラインをはじめ、高速鉄道や地下鉄、バスなども接続してタイの交通の要衝となる。駅内には商業施設フロア設置を予定しており、タイ大手小売企業なども関心を示している。商業フロアは最大1万2,000平方メートルとなる。
  2. 同駅では地下鉄ブルーラインのバンスー駅と相互乗り換えが可能で、両駅は地下通路でつながる予定。
  3. レッドラインは既に試運転を実施しており、4月下旬には車両を複数台走行させる試験を実施する。
  4. 車両設計上の最高速度は時速163キロ。通常運行時は時速100~110キロ程度で走行する予定。
  5. ディーゼル車両など既存の車両も走行可能だが、排気などの問題があり、当面は新型車両で運行する。
  6. 運輸省からの要請もあり、SRTと地下鉄の乗車券の共通化について現在検討中。
写真 バンスー駅外観(3月10日、ジェトロ撮影)

バンスー駅外観(3月10日、ジェトロ撮影)

写真 バンスー駅構内(3月10日、ジェトロ撮影)

バンスー駅構内(3月10日、ジェトロ撮影)

(岡本泰、ナオルンロート・ジラッパパー)

(タイ)

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