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2021年の農産品輸出目標は81億ドル、輸出拡大戦略を策定

(韓国)

ソウル発

2021年03月09日

韓国農林畜産食品部は3月3日、「2021年農産品の輸出拡大戦略」を策定し、2021年の農産品の輸出額目標を前年比7.0%増の81億ドルに設定し、輸出政策を推進していくと発表した。

目標引き上げの背景として、(1)新型コロナウイルス禍にもかかわらず、2020年に韓国の農産品輸出が過去最大の75億7,000万ドルを達成した点、(2)健康食品や機能性食品、HMR(注1)の需要が拡大する中、韓流コンテンツの普及による韓国の農産品への関心増大が輸出拡大につながる点を挙げている。

農産品輸出拡大のための主要戦略は以下のとおり。

1.オンライン・非対面での販路開拓と広報の強化

O2O(注2)、SNS、食品配達、サブスクリプション型プラットフォームなど、新しい流通チャネルを拡大し、販路開拓の際は、輸出企業とバイヤーのコミュニケーションを常時可能とするB2Bプラットフォーム外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、非対面型の輸出商談会を支援する。

2.市場の多角化を通じた農産品の輸出機会の拡大

地域別の販売戦略を構築し、特に成長が著しい東南アジアなどの新南方市場では、果物、HMR、乳幼児食品などの広報を強化し、韓流スターをイベントやマーケティングに積極的に活用する。

3.生鮮品の競争力強化と有望品目の育成

人気生鮮品のイチゴやブドウは、低温流通システムの構築や鮮度保持技術の適用を拡大し、競争力を強化する。また、伝統食品のキムチや高麗ニンジンは機能性の広報を強化する。

4.貿易環境の情報提供・発信

海外市場の食品衛生、食品表示、通関・検疫など非関税障壁のモニタリングを強化し、国内輸出事業者に対して積極的に情報を提供する。

(注1)ホーム・ミール・リプレイスメント(Home Meal Replacement)の略。すぐに食べられる総菜などの調理済みの食品や持ち帰り食品に注力するマーケティング概念。

(注2)オンライン・トゥ・オフライン(Online to Offline)の略。インターネットなどから実店舗へ顧客を誘導するマーケティング方法。

〔当間正明、申守智(シン・スジ)〕

(韓国)

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