韓国政府、現行防疫レベルを3月28日まで延長

(韓国)

ソウル発

2021年03月15日

韓国の中央災難安全対策本部は3月12日、「社会的距離の確保」に関する現行措置(2021年2月16日記事参照)を、3月15日から3月28日まで適用すると発表した(首都圏は5段階中3番目に高い2段階、非首都圏は1.5段階)(注)。

最近、外国人労働者雇用事業所で集団感染が相次いで発生していることから、外国人労働者が密集している地域や集団感染リストのある地域に臨時PCR検査所(43カ所)を設置するほか、5人以上の外国人労働者を雇用している事業所や寄宿舎を保有している事業所(1万2,000カ所)に対する現場点検を実施し、防疫管理を強化する。

また、防疫措置の長期化による国民の不便を解消すべく、今回の措置では一部の措置が緩和される。5人以上の私的集会は引き続き禁止するが、直系血族、結婚前の顔合わせの場、乳幼児同伴については、8人まで認めることにした(添付資料表参照)。

(注)各地域内で独自に段階を決定している場合がある。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

ビジネス短信 3519fbad4f7089a7